第2回スピリチュアルな健康観と病気観

スピリチュアル 健康観 病気観 健康

こんにちは、ホリスティックセラピストのVictorです!

前回の記事では、スピリチュアルな視点から新たな身体観の理解を深めました。

この記事では、スピリチュアル目線の新たな健康観と病気観に焦点を当てます。

前回の基礎知識を踏まえつつ、スピリチュアル目線で健康を保つ秘訣や、病気とはなにか、なぜ病気になるのか、について理解を深めます。

スピリチュアルな健康観と病気観を理解することで、身体だけでなく心と霊の健康も大切にする生き方へのヒントを得ることができます。

ホリスティックセラピスト
Victor

この記事は次のような人におすすめ!

  • スピリチュアルな目線から健康と病気について深く理解したい方
  • 現代医学だけでは解決しきれない健康問題に直面している方
  • ホリスティックな健康を手に入れウェルビーイングを向上したい方
  • 霊的知識を取得し実践的なスピリチュアルケアを向上したい方

前回に引き続き、ホリスティックヘルスの世界をさらに探究し、私たちの健康に対する理解を広げていきましょう。

目次

1. スピリチュアルな健康観と霊的エネルギー循環システム

スピリチュアリズムの身体観は、人間を「霊体」と「肉体」の二つの異なる存在が一体化した複合体として捉えます。

この二つの身体はさらに、「霊・霊的意識・霊体・本能・肉体」の5つの要素に細分化され、私たちが日常における身体的な不調や病気を、より深い次元から理解する鍵となります。

1.1 スピリチュアルな健康観

スピリチュアリズムの健康観は、「霊・霊的意識・霊体・本能・肉体の5つの要素が調和している時、人間は自然の摂理に従い、身体が正常に機能し健康を維持できる」としています。

この観点からは、単に肉体レベルの健康にとどまらず、日常生活で見落としがちな霊的なエネルギー要素の健康も重視しています。

肉体的な病気や不調を内面の成長や霊的なバランスの乱れのサインと捉え、真の健康は自然や宇宙の法則との調和にあるとします。

さらに、宇宙の普遍的エネルギー(生命エネルギー)を霊を通じて取り込む「霊的エネルギー循環システム」が健康を支えるカギとされています。

1.2 霊的エネルギー循環システム

霊的エネルギー循環システム 生命エネルギー 心 体 霊

私たちの肉体が空気や太陽光、食物から生命維持に必要な栄養を摂取するように、霊体もまた、生存と成長に必要な“栄養素”を取り込む必要があります。

スピリチュアリズムでは、この栄養素は宇宙の普遍的エネルギーとされ、人間の最も高次な存在である「霊」を通じて吸収されます。

このエネルギーは、霊から始まり霊的意識、霊体を経て、最終的には本能や肉体へと届けられます。

このプロセスは「霊的エネルギー循環システム」と呼ばれ、ホリスティックな健康の基盤を形成します。

このシステムが正常に機能することで、エネルギーが体全体に行き渡り、自然治癒力(ホメオスタシス、自己再生力、免疫システム)が最適な状態で活動します。結果として、真の健康が支えられ、心身のバランスが維持されます。

2. スピリチュアルな病気観

スピリチュアリズムでは、霊的エネルギー循環システムのバランスが崩れた場合、人間の身体は不調和と機能障害に陥り、病気が発生すると考えます。

病気は、エネルギーの取り込みと循環のシステム障害に由来するものとされています。具体的には、肉体の病気が霊的レベルでのシステム障害の結果として現れると解釈されます。

病気の発生に至るシステムの異常は、主に三つの大きなカテゴリーに分けられます。

2.1 霊的・精神的要因(考え方・生き方)

人の霊的成長の未熟さ、霊性の低さ、唯物的な考え方、快楽主義、ストレス(恐れ、不安、悩み、悲しみ、怒り、絶望など)は、霊的エネルギー循環システムの乱れを引き起こします。これらの精神的な不調和が、身体の健康に直接的な影響を及ぼすと考えられています。

2.2 カルマ的要因(摂理への違反・不一致)

カルマとは、前世の行為が原因で形成される悪因縁です。現世での自然に反する行動もカルマを生じさせます。

このカルマは「魂の窓」を制限し、霊的エネルギーの取り込みを困難にします。これにより、システムに影響を与え、体調不良や病気が生じます。

病気や苦しみは、個人が前世で積んだカルマを清算するために体験するものであり、これによって魂の向上が促されます。

地上での苦しみは、身体的な不自由、人間関係の問題、仕事や金銭的なトラブルなど、その内容が人によって異なります。

これらは、再生(生まれ変わり)の過程で自らが選んだ試練であり、現世で適切なタイミングで生じます。

カルマから完全に逃れることはできません。積極的な内省や霊的実践を通じてカルマを消滅させる人もいますが、多くの人々は病気を通じてカルマを清算します。

このプロセスは、霊的にも肉体的にも大きな影響を与え、究極的には病気の苦しみが魂の成長を促す重要なきっかけとなります。

スピリチュアルな実践や健康的なライフスタイルを心がけていても、病気に見舞われることがあれば、それはカルマが関与している可能性があります。

この認識は、私たちが健康や病気について考える際の新たな視点を提供します。

2.3 物質的要因(環境・本能的生き方)

環境汚染、不適切な食生活、運動不足などの物質的要素も人の健康に影響を及ぼしますが、スピリチュアリズムによれば、これらの影響は霊的・精神的要因やカルマ的要因に比べて相対的に小さいとされています。

スピリチュアリズムによれば、病気の原因の90%以上は霊的または精神的なものであり、物質的要因は一部に過ぎません。

この視点は、健康を考える新たな枠組みを提供し、日々の生活の中で内面の声に耳を傾け、自己の成長に向き合うよう促します。

スピリチュアリズムの病気観は、単に身体を治療することを超えて、人間全体の調和とバランスを目指すホリスティックなアプローチを採っています。

この深い理解に基づいた生き方は、真の健康を追求する上での貴重な指針となります。

2.4 病気のスピリチュアルな意味

スピリチュアリズムにおいて、病気には次のような深い霊的な意味があります。これは、単なる身体的な不調ではなく、個人の霊的成長を促す重要なシグナルとして捉えられます。

  • 霊的自覚:人間は本質的に霊的存在であり、病気はその自覚を促す機会。病気は、個々の霊的な発展に不可欠。
  • カルマの清算:病気は前世の行い(カルマ)が原因で起こる。カルマが清算されることで、霊的にも肉体的にも癒やしや改善が見られる場合がある。
  • 自己理解と霊的成熟:病気は、ライフスタイルを見直し、内面的なバランスを再評価するためのサイン。これにより、人々は自己理解を深め、霊的に成熟することが可能。

この理解を通じて、病気は単なる肉体的な苦痛以上のものと捉えることができます。

それは、真の自己と向き合うためのきっかけを提供し、霊的な覚醒へと導くためのものです。

このようにスピリチュアリズムは、病気を一つの学びと成長の機会として位置づけ、治療を超えた深い意味を提供します。

まとめ

今回は、スピリチュアルな視点から新たな健康観と病気観の理解を深めました。

以下に、この記事の主要なポイントを振り返ります。

スピリチュアルな健康観

  • 人間の構成: 人間は「霊体と肉体」が一体化した複合体と捉え、さらに「霊、霊的意識、霊体、本能、肉体」の5つの要素に細分化される。
  • 健康の定義: 健康はこれらの5つの要素が調和している状態であり、人間が自然の摂理に従い、身体が正常に機能している状態。
  • 霊的エネルギーの重要性: 霊的エネルギーの健康も重視され、肉体的な病気や不調は内面の成長や霊的なバランスの乱れのサインと捉える。
  • 自然や宇宙との調和: 真の健康は、自然や宇宙の法則との調和によって得られる。

霊的エネルギー循環システム

  • 霊的栄養の摂取: 肉体が空気や食物から栄養を摂取するように、霊体も成長に必要な「栄養素」を宇宙の普遍的エネルギーから取り込む。
  • エネルギーの流れ: エネルギーは霊から取り込み、霊的意識、霊体を経て、最終的に本能や肉体に届けられる。
  • システムの機能と効果: 正常に機能することで、体全体にエネルギーが行き渡り、自然治癒力が最適な状態で働く。

スピリチュアルな病気観

  • エネルギーの取り込みと循環の障害: 病気は霊的レベルでのシステム障害の結果として肉体に現れ、3つのシステムの異常が原因とされる。
  • 霊的・精神的要因:霊的成長の未熟さ、霊性の低さ、唯物的な考え方、快楽主義、ストレスがシステムの乱れを引き起こし、身体の健康に影響を及ぼす。
  • カルマ的要因:前世の行為に起因するカルマが、霊的エネルギーの取り込みを困難にし、病気や体調不良を引き起こす。
  • 物質的要因:環境汚染、不適切な食生活、運動不足なども健康に影響を及ぼすが、これらの影響は霊的・精神的要因やカルマ的要因に比べて相対的に小さいとされる。

病気のスピリチュアルな意味

  • 霊的自覚の促進: 病気は人間が本質的に霊的存在であることを自覚する機会を提供する。
  • カルマの清算: 病気や苦しみは、カルマを清算するためのものであり、霊的成長のために個々が選んだ試練である。
  • 自己理解と霊的成熟: 病気を通じて、個人はライフスタイルを見直し、内面的なバランスを再評価する。これにより自己理解が深まり、霊的成熟が促される。

第3回の記事では、「スピリチュアルケア」に焦点を当て、スピリチュアル目線で健康を取り戻す方法について紹介します。

さらに詳しい知識と実践的な方法を学び、自身のウェルビーイングを一層高めるために、次回もぜひご一読ください。

一緒にホリスティックヘルスの理解を深め、人生を輝かせましょう!


Cenit Lightは、スピリチュアリズムの健康観を現代に適応させ、心・体・霊の健康をトータルでケアするツールを提供しています。

ペンデュラムを使ったエネルギーワークを通じて、自己の内面と向き合い、自己実現を促進します。

ストレス管理や自己認識を深めるために、Cenit Lightモデルをぜひお試しください。

ホリスティックセラピスト
Victor

当メディアの記事を気に入っていただけたら、ぜひSNSやブログでのシェアをお願いします。

あなたのシェアが、この情報を必要としている誰かに届くきっかけになります。一緒に価値ある情報を広めていきましょう!

ホリスティックセルフケアについてのご質問やご相談がございましたら、下記フォームからお気軽にお問い合わせください。皆様からのお問い合わせを心よりお待ちしております。

第2回スピリチュアルな健康観と病気観” に対して2件のコメントがあります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です