マインドウェルビーイング～心と感情の調和　発展

こんにちは、ホリスティックセラピストのVictorです！

前回はバイオデコーディング辞書を通じて病気に対するスピリチュアルな解釈を深め、キネシオロジーやペンデュラムを使ってメンタルブロックを探索する方法を紹介しました。今回はスピリチュアルな観点からマインドウェルビーイングを向上する方法をさらに深掘りしていきます。

この最終回では、心のブロックを解消する方法や霊性を高める方法について詳しく解説します。

目次

1. 心のブロックの外し方～瞑想

日々の生活で避けられない内的・外的なストレスは、魂の成長のための試練とも言えます。ストレス自体は決して悪いことではなく、問題はそれらをどのように対処するかです。人それぞれの霊性レベルに応じて、問題の見方が異なります。

心のブロックを解除する方法は多岐にわたりますが、「絶対に正しい方法」というものは存在しません。重要なのは、自分にとって効果的な方法を見つけ、実践することです。

瞑想は、心のブロックを解消し、内面の平和を取り戻すのに非常に効果的なツールです。このブログでは、特に初心者に向けて基本的な瞑想テクニックを紹介します。さらに深いテクニックや手法については、プライベートセッションや教材を通じて詳しく学ぶことができますので、ぜひご期待ください。

1.1 瞑想をはじめるまえに

「瞑想」という言葉を聞いたとき、皆さんはどのようなイメージを持ちますか？

「難しそう」、「眠くなる」、「ヨガ」、「マインドフルネス」「神秘的！」など、瞑想に対する理解は人それぞれ違うでしょう。

瞑想の核心は「心を定めて何か一つに集中する」ことです。これにより、ボディー・マインド・スピリットが癒され、調和し、真の自己とのつながりを深めます。

瞑想の方法は多岐にわたります。立って行うものもあれば、座って行うもの、目を開けても閉じても、声を出しても沈黙しても構いません。動きながら、あるいは静かに休んでいても、瞑想は可能です。

1.2 瞑想の心構え

瞑想に取り組む前に、以下の点を心がけましょう。

• 心をオープンにし、魂の扉を閉ざさないこと
• 先入観を持たず、柔軟な姿勢を保つこと
• 過去にとらわれず、新しい体験のためのスペースを作ること
• 焦らず、「The best things in life take time」の精神で臨むこと
• 自分より偉大な何か、または存在に自分を委ねることで、その力を感じ取ること
• プロセスを楽しむこと

1.3 瞑想の準備

現代のSNS文化では、ストーリーズやリール、ショート動画が人々の注意を短期間に引き付けることで、集中力が散漫になりがちです。これは深い内容を理解するよりも表面的な情報に満足してしまう傾向にあります。瞑想を始めるにあたって、この現代の情報過多の中で「今、ここに集中する」状態を意識的に作ることが重要です。これは個人だけでなく、企業や組織にも適用されます。

瞑想を始める前に、身の回りの環境を整えることから始めましょう。部屋を清潔に保ち、必要ならば楽な服装に着替え、リラックスできる空間を作ります。

瞑想には様々な方法がありますが、主に4つのテクニックがあります。

• 集中：一点に集中して心を落ち着かせる。例えば、キャンドルの炎や呼吸、鼓動に集中することが含まれます。
• 思考：特定のトピックについて深く考えることで、内省と自己理解を深めます。
• ビジュアライゼーション：具体的なイメージやシナリオを想像することで、思考が現実化する力を活用します。
• 体験：実際の行動や活動を通じて感じること。グループ活動やリラクゼーション技法がこれに該当します。

これらのテクニックを適切に選び、瞑想の目的に合わせて実践することが、効果的な瞑想につながります。

1.4 瞑想テクニック

瞑想は、健康増進、感情の安定、心理的問題の解決などに効果的です。ここでは、瞑想初心者向けに簡単なテクニックを紹介します。

呼吸法

メリット	・不安緩和 ・血圧と心拍数の低下 ・雑念の削減と集中力の向上
実践のタイミング	毎日、朝と夜に数分間行うことを推奨。徐々に瞑想時間を延ばす
準備	・静かな場所を選び、快適な座り心地の椅子やクッションを用意 ・リラックスできる服装で、照明は柔らかく設定
手順	1. 背筋をまっすぐにして座り、目を閉じる 2. 腹式呼吸で自然に息を吸い、ゆっくりと息を吐く 3. 吸う息と吐く息を同じ時間（4～8秒）で行い、徐々に時間を延ばす

浄化の炎

メリット	・自分を傷つける行動や状況を認識する力が向上 ・ネガティブな感情を手放すためのサポート ・セルフケアの努力を後押し
実践のタイミング	ネガティブな習慣や感情に悩んでいる時
準備	・紫のキャンドル、キャンドルを置くための皿、紙とペン、耐火性の器を用意する ・安全に紙を燃やせる場所を確保する
手順	1. キャンドルに火をつけ、瞑想用の椅子やクッションに座る 2. 手放したいネガティブな習慣や感情を紙に書き出す 3. 書き出したリストを読み、その感情を深く感じる 4. 高次の力に自己反省と後悔を伝え、ポジティブな変化への助けを求める 5. 書いたリストをキャンドルの火で燃やし、耐火性の容器で完全に灰になるまで燃やす 6. ポジティブな変化を心に誓い、感謝を込めて瞑想を終える

注意事項
常に安全を最優先し、火の扱いには十分注意してください。キャンドルは最後まで燃やし尽くし、自らは消さないこと。

人生を輝かせるための瞑想（Cenit Light）

メリット	・自己中心的な考えを和らげ、全ての存在とのつながりを強化する ・願いを現実化する際に、深い洞察力と知恵をもたらす
実践のタイミング	新しい挑戦を始めたいとき、夢を叶えたいとき、ポジティブな変化を生み出したいとき
準備	キャンドルとキャンドル用の皿、ペンと紙を用意する
手順	1. キャンドルに火をつけ、瞑想用の椅子に座る 2. 実現したいことを書き出す（人間関係、ビジネス、住まい、健康など心から望むすべてのこと） 3. ビジョンが自然の法則に基づき、愛に満ち、全ての人に利益をもたらすことを祈る 4. ビジョンが現実化した姿を明確にイメージし、味わう 5. 瞑想を終えた後は感謝の気持ちを表す 6. リストを大切に保管し、定期的に見直す

2. 霊性レベルを高める方法とその重要性

2.1 霊性の深化と実践の重要性

霊性を高めるとは、霊的成長を通じて他者への奉仕を選択することを意味します。物質主義が支配的な現代社会において、霊的な道を歩むことは容易ではありません。しかし、カルマの清算を通じての魂の目覚めが、多くの人々に真の霊性へと目覚める機会を提供しています。

霊性を高めるためには、霊的知識をただ表面的に理解するのではなく、その深さと広がりを体系的に学び、日常生活で実践することがとても大切です。本やSNSの情報の「つまみ食い」だけでは、知識の総合的な理解や、その知識が私たちの生活や行動にどのように統合されるべきかの見識を得ることは難しいでしょう。

私たち日本人は、スピリチュアリズムに関する重要文献を日本語で読むという大きな利点を持っています。この利点を生かし、霊的知識を一つの点として捉えるのではなく、線でつなぎ、さらには面として広げていくことが求められます。つまり、知識を縦横無尽につなげて全方位的に理解し、それを生活の中でどのように活かすかを考え、実践に移すことが大切です。

人間の本質は霊であり、霊的知識を身に着けることは自然のことです。唯物論者は金銭、権力、名誉など表面的で一過性の価値を重んじますが、真の充足は霊性の深化から得られます。「金の切れ目が縁の切れ目」と言われるような表面的な関係ではなく、霊性に基づいた生き方を選ぶことで、「ワンネス」という概念を実感し、より充実した人生を送ることができます。

次のセクションでは、このような生き方を支える文献を紹介します。

2.2 霊的真理を知る：世界三大霊訓

ジュリアス・シーザーやニッコロ・マキャヴェッリ、さらにはマイケル・ポーターやイーロン・マスクといった歴史的及び現代のリーダーたちは、革新的な思想で知られています。スピリチュアリズムの世界においても、その基盤を築いたのは「世界三大霊訓」と呼ばれる文献群です。これには、アラン・カルデックの『霊の書』、ステイントン・モーゼスを霊媒とする『霊訓』、モーリス・バーバネルを霊媒とする『シルバーバーチの霊訓』が含まれます。これらの文献は、スピリチュアリズムの深い理解と実践に不可欠であり、そのスケールと内容の深さ、霊的情報の正確さで評価されています。

• 『霊の書』（アラン・カルデック著）: スピリチュアリズムの基礎を築き、再生論や道徳的指針を提供する。フランス及びラテン系国家で特に影響力を持ち、「スピリティズム」として知られる。
• 『霊訓』（ステイントン・モーゼスを霊媒として）: 道徳と精神の向上を促すメッセージを含み、英国スピリチュアリズムの核をなす。
• 『シルバーバーチの霊訓』（モーリス・バーバネルを霊媒として）: 長期にわたる英国とフランスのスピリチュアリズム間の教義統合を促進した。霊的成長と人類の進歩を促すガイダンスとして広範なテーマを扱う。

これらの教えは、それぞれが独自の歴史的背景と使命を持ち、スピリチュアリズム思想の発展に大きな影響を与えています。スピリチュアリズムの実践者は、これらの文献を通じて内面的な平和と精神的な理解を深めることができます。

2.3 日常生活での実践方法：祈り

祈りは、私たちの霊的成長をサポートし、日々の生活に深い意味をもたらす重要なツールです。多くの宗教や文化で長らく実践されてきた祈りは、その霊的効果が広く認識されています。スピリチュアリズムでは、祈りを通じてマインドウェルビーイングの向上を目指すことが強調されます。

祈りは、単なる言葉の繰り返しではなく、真の霊的成長を目指すものでなければなりません。以下に、日常的に実践できる具体的な祈りの例を紹介します。

• 成長と支援のための祈り
  • 「私の心の成長を助け、直面する試練に立ち向かう力を与えてください。」
  • 「内面の苦しみに耐える強さと、他人を思いやる心を育ててください。」
• 個人的な変化を求める祈り
  • 「私の心を強くし、愛で満たしてください。」
  • 「毎日少しずつでも良い人間になれるように導いてください。」
• コミュニティへの貢献を求める祈り
  • 「周りの人々が真理を見出し、幸せを感じるように手助けをしてください。」
  • 「私を、より多くの人の役に立つ存在にしてください。」

これらの祈りは、いつどこにいても、心の中で繰り返すことができます。例えば、通勤中、食事の前後、重要な会議の前後、就寝前など、日常の一瞬を利用して心を落ち着かせ、祈りの時間を持つことができます。

祈りは心を整える時間であり、他人への思いやりを深める貴重な時間です。シンプルで心からの祈りは、日常で霊性を高め、より充実したスピリチュアルな人生を送るための基盤となります。自分なりにアレンジし、真心を込めて祈ることが重要です。

まとめ

今回は、心のブロックを解消する方法や霊性を高める方法について掘り下げました。以下に、この記事の主要なポイントを振り返ります。

人生は日々成長するためにあります。成長を感じられないとき、心がブロックされます。このシリーズを通じて、マインドウェルビーイングのための実践的な瞑想や霊的成長の方法を探求しました。しかし、真の成長とは何でしょうか？それは、私たちが日々直面する感情やストレスに対処するだけでなく、これを機会として自己を磨き、他者への奉仕に繋げていくことに他なりません。

企業の皆様、特に人事や経営者の方々には、従業員のマインドウェルビーイングが健全な組織運営に直結することを理解していただきたいです。健康経営を推進することは、業績の向上だけでなく、従業員一人ひとりが心身ともに健康であるための環境を整えることです。そのためにも、組織全体で自分と向き合い、互いに支え合う文化を築くことが不可欠です。

個人の皆さん、特にメンタルヘルスに課題を抱える方々、また自己と深く向き合いたいと願う方々には、自分自身の内面に目を向け、日々の瞑想や祈りから始めてみてください。これらは自己理解を深め、豊かな人生への道を開く鍵となります。

この道のりを一人で歩むのは難しいです。Cenit Lightでは、個々のニーズに合わせたマインドウェルビーイングプログラムを提供しており、組織や個人が直面する具体的な課題に対して、専門的な支援と具体的な手法を提案します。あなたの組織や個人の心と身体のバランスを取り戻すために、Cenit Lightにご相談ください。私たちは皆様がホリスティックなウェルネスとウェルビーイングを達成し、それぞれの場所で輝く未来を築くお手伝いをします。

ホリスティックセルフケアについてのご質問やご相談がございましたら、下記フォームからお気軽にお問い合わせください。皆様からのお問い合わせを心よりお待ちしております。